番手の仕事

出来るだけ質素で欲や執着を捨てた日々を目指しています。意識が低い凡人なので視座を下げながら眺めてください。

断酒で得たもの2「お金」

断酒して920日目(2年6ヶ月)

 

断酒の成果として得たもので時間の次に大きかったのが「お金」です。

居酒屋での外呑み、家での宅呑みに使っていたお金がまったく必要なくなったので断酒後は手元に残るお金はかなり増えました。実のところ、お酒を呑んでいた頃は金銭管理も正しくできておらず、浪費癖もあり、入ってきたお金はほとんど使い切っていました。積立型の保険に入っているので実質的な蓄えはそれだけで、日常的に使う口座に貯金といえるものはありませんでした。ふと「40過ぎまで何やってたんだろう」って悔やんだこともありました。

 

お酒にいくら使っていたのか分からないですが、ざっくり計算すると

・宅飲み @1,000円*270日(年)=270,000円

・外呑み @4,000円*60日(年)=240,000円

・おごり @50,000*5日(年)=250,000円

・年額 760,000円

 

3つ目の「おごり」は後輩たちと呑みに行ってラウンジやキャバに行くことがあり、酔った勢いで「この場は任せとけ」と謎の男気を見せるバカな癖がありました。そんなこともあり、計算してみると年76万使っていたことになります。正直、これでも少し下めに見積もっています・・・。

 

多少増減の波はあるにしても、こんな生活を10年以上続けていたので総額を考えると本当に恐ろしい限りです。ただ、使ったお金は帰ってこないし、過ぎ去った時間を戻すこともできないので、過去のことは悔やまず、逆にこれからは年間80万近く将来に備える、投資できると前向きに捉えることにしています。

 

今思うと飲酒の費用対効果は圧倒的に良くないです。起きている時間の大半を費やして働き、それで得たお金を使って時間を浪費する。完全に負のスパイラルなんだと気づきました。断酒で得られた時間とお金(失わずに済んだという方が正しいかもしれませんが)で今後はより豊かな生活を目指したいです。